2018宮古島遠征③
2018.10.16
午前9時。パイナガマのちょっと先から平良港に入ると今回お願いしていた船長さんが待っていました。
天気は最高の晴天。
うねり1つなく、絶好の釣り日和。
神奈川での予報は本日雨でした。
島の天気はあくまで予想ですね!
ほんと晴れ男でよかったです。笑
船長さんは50代くらいの気さくさで優しいおじさん!って感じの人です。
すごく親切な方でした。
宮古島にはたくさん船を出してくれる人は居ますが、値段も仕組みも様々です。
今回は船長個人でやってる小型船をチャーターしました。値段も思いの外安く、2人で3万円で1日出してくれるとのこと。
「今日は波もないので池間の方へ行こうと思うんですけど、ご希望ありますか?」
親切に聞かれたので
「アカジンが釣りたいです。」
と答えると
「では伊良部の方に行ってみましょうか!少しうねりがあるかもしれませんが。」
と二つ返事でOKしてくれました。
今回の旅の目的の一つであったアカジン。
沖縄の三大高級魚の一つでもあり、ミーバイの仲間では最大でほかのハタよりも力強い引きが有名です。
高鳴る鼓動を抑えつつ、平良港から45分ほどでポイントに着きました。
船長の言うようにずっと穏やかでしたが、ポイント周囲は少しうねりがありましたが、真っ青の空の下で少しだけ吹く風が気持ち良く、最高釣り日和だからこそ、揺れも気にならないほどでした。
今回の仕掛けは胴付仕掛けです。
餌はカツオの切り身。
船長曰く、カツオは皮が硬く餌持ちが良いんだそうです。
20号のハリスに13号の針が付いたものを垂らすだけのシンプルなタックルで挑みます。
一投目で、グングン当たりがあります。
水深は25〜50mくらいの砂と岩、サンゴの混じったところですね。
朝いとこなら底が目で見えるほど海は澄んでいます。
最初のお客さんは、恒例のオジサンでした。
正式にはリュウキュウヒメジだと思います。
40cmはある大物です。
続けてモンガラ、アカハタ、バラハタと落とすだけでどんどん釣れます。
その後も何度かポイントを移動しましたが、アカジンは現れません。
餌釣りで釣るのは本当に難しいようです。
そこで船長のアドバイスのもと、小さいヤマトビーやオジサンを泳がせて待ってみることにしました。
その瞬間、
ギュイーーーーーン!!
ものすごい勢いでラインが走る。
慌てて巻こうとしてもどんどんドラグが出ていきます。笑
「アカジンかもな」
そういってドラグを締め、巻こうとした時にはすでに遅し。根に潜られてしまいました。
残念ながら、ビクともしません。
さらにポイントを移動します。
大物狙いのため、カツオの切り身を房がけにし、あたりを待つことにしました。
その間もナカジューミーバイやアカハタ、オジサン、ヒトスジモチノウオなどが釣れていきました。
釣果的には十分ですが、諦めきれず、午後に突入。
「さらに沖に行きましょうか」
と次のポイントでもう一度オジサンを泳がせます。
なかなかアタリが減ってきたので一服しながら待っていると、突如
ギュイーーーーーン!!!(2回目)
慌てて合わせますが、瞬間的にラインが50mは出ていきました。
おそらくサメ。
2号PEで戦えることもなく、大量の糸をロストしました…(ノ_・。)
気を取り直し、餌で待っていると。
グン、ググン、、ググググン!!!
大きいアタリにオーバー気味にフッキング。
めちゃくちゃ重たい!!
さっきまでとは違う引き具合に、とにかく根に潜られないようにとゴリ巻きます。
そして5分ほど激しい引きが続き…
ついに姿を現しました。
正真正銘のアカジンです。
おまけにシロダイ。シロイユも掛かってる!
どうりで重たかったわけです。
高級魚2匹を同時に釣り上げました!
引き、大きさともにバラハタとは大違いですね。
めちゃくちゃ興奮し、最高の思い出ができました。
釣果はこんな感じ。
2人で30匹弱くらいかな。
だいぶリリースしましたけど。笑
この後は、ホテルに戻って内臓と、鱗をとって、持ち帰る準備に追われました。。。
約3時間。ずーっと魚のエラに手を突っ込んでいたせいで手の皮がボロボロに。笑
そんな苦労もあって、この日はシロイユとアカジンを煮付けでいただきました。
オジサンとヒトスジモチノウオはお刺身で。
シロイユもアカジンも煮付けが本当に美味しい。身に味がちゃんとあってホクホクしてます。
オジサンやベラの刺身も全然イケますね!
味が薄いのでカルパッチョの方が向いていたのかもしれません。
疲労困憊。でも最高な2日目でしたー。
ほかのお魚は綺麗に水気を切って、真空に近い状態で寝かせたり、凍らせておきましたよ。
こうすることで美味しさを保ちながら持ち帰れます。
宮古島に行くときはフリーザパックは必須ですね!(ダイソーがあるのでそこで買えます)
今日はここまでとします。
では!\( 'ω')/
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